教育実習(9月1日~22日)
富山大学人間発達科学部3年生15名が14日間教育実習を行いました。
実習初日の各学部での対面式では、自己紹介をしたり、児童生徒とダンスをしたりして仲良くなりました。
実習中は、いろいろな授業を担当するほか、休み時間や給食の時間にも、積極的に児童生徒と関わり、一人一人の理解に努めていました。
実習の終盤には、各学部で公開授業がありました。小学部では、国語と算数の授業が行われました。国語では、「おおきなかぶ」の劇遊びを通して、友達と一緒に役に合った動きをしたり、せりふを言ったりする国語の授業や学習をしました。算数では、時刻を読む活動を通して、時刻と学校生活を結び付ける学習をしました。
中学部では、国語と数学の公開授業が行われました。国語では、イラストの内容に合った二つの文を作り、接続詞を使ってつなげ詳しく表現する活動を通して、接続詞の意味や使い方の学習をしました。数学では、教室の中にあるものや、給食のメニューを分類してそれぞれの数を調べ、棒グラフを作成して比較する学習をしました。
高等部では、国語と数学の公開授業が行われました。国語では、新聞記事を読み取り、自分たちで見出しを考える活動を通して、大事な情報が何かを考えながら読み取る学習をしました。数学では、カルピス原液と水の比を変えて自分好みのカルピスを作る活動を通して、二つの量の関係を捉える学習をしました。
協議会では、公開授業で観察した子供の姿を基に、子供の思考や学びの過程に迫る聞き合いが行われ、実りの多い教育実習となりました。