2019年度「学びあいの場」
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公開教育研修会(第3回「学びあいの場」)
7月6日(土)に「子供の姿から学びあう授業研究~教師自身の見方・考え方を培う~」をテーマに、県内、県外から約150名に参加いただき、2019年度公開教育研修会(第3回「学びあいの場」)を開催しました。開会に際し、富山県教育委員会県立学校課 特別支援教育班長 米原孝志氏から激励の言葉をいただきました。概要発表では、本校研究・研修部主任の瀧脇より、富附特支型研修「学びあいの場」の意義や目的、成果などについて、事例を交えながら説明しました。
<公開授業>
小学部は、算数科「あつめて わけて かぞえよう」の授業を公開しました。
中学部は、数学科「予想して、長さをはかろう、くらべよう」の授業を公開しました。
高等部は、数学科「図形を知ろう~図形の作図~」の授業を公開しました。
<ワークショップ>
公開授業を参観し、記入したラベルを持ち寄ってワークショップを行いました。教師同士が互いに聴きあうことで、子供の姿からその内面について推察する様子を参観いただきました。
①ラベルコミュニケーション
各グループで、それぞれの教師が授業の中で捉えた子供の姿やその解釈を、ラベルを基にじっくり聴きあって確認し合いました。
②アクティブ・リスニング
各グループで出た子供の姿と解釈を授業者に伝え、授業者の解釈を聴きあったり、さらに多くの解釈を重ね合わせたりして、子供の見方を深めました。
<講演>
東京大学名誉教授、学習院大学特任教授の佐藤学先生に、「学びのデザインとリフレクション~学びの共同体の挑戦~」と題してご講演いただきました。子供も教師も互いに学びあう、学びの共同体としての学校づくりに向けて、様々な視点からご提案いただきました。
<ラウンドテーブル>
閉会後には、希望者を対象にラウンドテーブルを設け、本日の参加者と本校教員とで、「学びあいの場」の取組について意見交換を行いました。